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サステナビリティ

サステナビリティ基本方針

Our Vision

「今より一歩、よりよい明日へ」

EMシステムズは、「人と地球の健康に貢献し続ける」という経営理念のもと、事業を通じた持続可能な社会の実現を目指しています。
持続可能性への取り組みを本格化させるため、EMシステムズが取り組むべき社会課題や社内外の課題を見つめ直し、「今より一歩、よりよい明日へ」を合言葉に、これらの課題解決を経営に深く統合する活動に注力しています。
また、サステナビリティ経営を推進する上で重要な指針となる重点課題(マテリアリティ)を2021年に4つ策定しましたが、経営戦略との連動をさらに強化し実効性を高めるため、2025年にその見直しを行い、現在は3つの重点課題に取り組んでいます。
EMシステムズは、人々の安全・安心な暮らしを支え、「人と地球の健康に貢献し続ける企業」として、ステークホルダーの皆様との対話を深めながら、脱炭素社会の実現や、より一層働きやすい組織・会社づくりに取り組んでまいります。事業活動を通じて社会の皆様と共に、社会課題の解決を実践していきます。

トップメッセージ

経営理念を軸とした持続可能な社会への挑戦と価値創造

私たちの経営理念「人と地球の健康に貢献し続ける」は、私たちが持続可能な社会を実現し、これからも世の中に不可欠な存在であり続けるための、揺るぎない指針です。気候変動問題への対応、そして皆様の健康維持への貢献は、企業として果たすべき根幹をなす使命だと認識しています。
この理念を体現すべく、私たちは経営目標の達成と社会・環境への貢献を両立させる、多岐にわたる取り組みを推進しています。
第一に、医療・介護の未来を拓くデジタルソリューションの提供を通じて、この業界への貢献を一層深化させてまいります。先進的な技術を活用したシステム開発に加え、国の政策とも密接に連携し、医療DXの推進に積極的に寄与することで、医療・介護現場の変革を力強く後押ししていきます。
第二に、お客様からの信頼を築く安全な情報基盤とガバナンスを徹底します。安心して弊社のサービスをご利用いただけるよう、最高水準のセキュリティ対策を継続的に強化し、強固な情報管理体制を構築することで、デジタル社会における信頼の基盤を確立してまいります。
そして、EMシステムズグループの持続的成長を支える「人と地球の健康」の実現に向けた具体的な活動を推進しています。特に人的資本への投資を強化し、多様な人材がそれぞれの能力を最大限に発揮できる組織文化の醸成、従業員一人ひとりの成長と健康を支える環境整備を進めます。また、地球温暖化対策に貢献する環境負荷低減の取り組みなど、事業活動を通じて社会全体の健康に寄与してまいります。
私たちは、これらの持続可能な社会の実現に向けたアクションを経営戦略に戦略的に組み込み、長期的な目標を設定しながら事業を推進していきます。EMシステムズグループの全従業員が心を一つに、事業を通じた社会課題の解決を目指し、持続可能な社会の実現へ挑戦し続けることを、ここにお約束いたします。

サステナビリティ推進のための社内体制

EMシステムズでは「サステナビリティ委員会」を設置しております。役員層で構成される「サステナビリティ委員会」では主にサステナビリティ経営を進めるにあたっての検討や推進・実現方法について検討し、社長を委員長としています。

「経営戦略本部」は、経営戦略や持続可能な社会の実現に向けた企画立案やステークホルダーの皆さまへの適切な情報開示を実施しております。

SDGs推進委員会

価値創造モデル

私たちは、価値創造の源泉として、様々な「資本」を投入しています。
知的資本長年培ってきた医療・介護分野の深い知見と、最新のソフトウェア開発技術
人的資本 医療・介護の現場を理解し、デジタル技術を駆使する優秀な従業員
社会・関係資本医療機関、介護事業所、行政、パートナー企業との強固な信頼関係
製造資本安定したサービス提供を支えるデータセンターやITインフラ
これらの資本を活かし、私たちは医療・介護現場のニーズに即したシステム開発、導入、運用、そして継続的な改善を通じて、お客様の業務効率化と患者・利用者の利便性向上を実現するビジネスモデルを推進しています。
価値創造モデル

私たちのマテリアリティ(重要課題)

私たちは、事業活動が社会にもたらす影響と、ステークホルダーからの期待を多角的に分析し、特に注力すべき3つの重要課題(マテリアリティ)を特定しました。これらのマテリアリティへの取り組みこそが、私たちのパーパスを実現し、持続的な価値創造を可能にする基盤となります。

1. 医療・介護の未来を拓くデジタルソリューション

私たちの核となるデジタル技術とソリューションを通じて、日本の医療・介護現場の質と効率を向上させ、患者・利用者がより良いサービスを享受できる未来を創造します。地域医療連携の推進や新たなサービスの創出にも貢献します。
2030年までの主要KPI:
  1. 先進技術を活用した新規ソリューション・サービスの提供(件数)
  2. 医療情報連携(EHRサービス)の接続施設数:医療機関、保険薬局合わせて1,200施設
  3. 他業種や新たなパートナーシップ・協業の促進(提携数):10社
  4. 医療分野の先進的な学術研究および行政のDX推進への貢献(件数)

2. 信頼を築く安全な情報基盤とガバナンス

機微な個人情報である医療・介護情報を扱う企業として、最も重要な「信頼」を基盤に、強固なセキュリティ体制と安定したシステムインフラを構築します。また、透明性の高い企業統治を徹底し、すべての事業活動において高い倫理基準を遵守します。
2030年までの主要KPI:
  1. セキュリティインシデントの重大事故:ゼロ件(継続)
  2. 不祥事・重大法令違反:ゼロ件(継続)
  3. 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証の取得維持
  4. BCP訓練の実施:年に1回(継続)
  5. コンプライアンス教育のe-Learning受講率:100%/年
  6. 品質管理機能の実効性の継続的な評価と向上

3. 持続的成長を支える人と地球の健康

企業の最も重要な資産である「人財」への投資を強化し、従業員一人ひとりが最大限の力を発揮できる環境を整備することで、組織全体の成長を促します。同時に、企業活動が環境に与える負荷を最小限に抑え、製品・サービスを通じて社会全体の環境課題解決にも貢献します。
2030年までの主要KPI:
【人的資本】
  1. 女性管理職比率:30%、男性育休取得率:30%
  2. 従業員エンゲージメント調査 レーティング:「A」相当
  3. 健康経営優良法人継続認定
  4. 従業員の変革適応力強化に向けた人的投資(年間研修時間/人、費用/人)
【環境配慮】
  1. 温室効果ガス排出量(Scope 1+2):2020年比 25%削減
  2. 主要な社内外プロセスの電子化比率(電子契約等):80%

当社は、この度再策定いたしました本長期目標に基づき、社会の課題解決に貢献するという強い意志のもと、各重要課題の施策を推進し、進捗を定期的に開示します。
これにより、株主様、お客様、従業員をはじめとするすべてのステークホルダーの皆様とともに、社会からの期待に応え、持続可能な社会の実現と企業成長を加速させてまいります。